《 倉多まお 》「行ってらっしゃい」 妻の歓迎会 夫は快く送り出した だが それは夫婦の運命を変える夜の始まりだった

結婚3年目。生活が苦しいのか、お互い働いている共働き夫婦。夜の関係もどんなに忙しくても月に2回はするようにしている。子供はいなく、出来たらいいな位の感覚である。ある日それは起こった。ある休みの日妻のパート先で新入社員歓迎会が行われる事になった。たまには羽でも伸ばしてきなよと夫は快く送り出すのであった。しかしそれが始まりになるとは思いもよらなかった。